シャニ1st用の名刺を作成しました。
これまで制作してきたデレやミリ用の名刺と違った、異様な名刺となりました。
パッと見、「え?アイマス関係なくね?なぜ餃子?餃子屋のレジとかにあるカード?」という感じです。
ミリの時はこんなだったのにどうしてこんな……。
今日シャニの名刺をアイマス関係の友人に見せたら「なぜ?」と言われたのでこれに至った理由と、作成してわかった反省点を……。
そもそも、なぜ灯織=餃子なのか
なぜシャニマスの名刺で餃子なのか。
それは風野灯織と餃子に深い(多分深くもないかもしれない)関係性があるのと、それと一部で灯織=餃子という図式がブームになっているからというのがあります。
詳しく説明するのはめんどくさいのと、僕みたいにミリシタあんまやりこんでない人よりも以下の記事が詳しいのでこちらを御覧ください。
で、なぜ灯織を使わず餃子のみにしたのか
シャニマス特有の制約
たいてい、皆さん名刺を作られる際、担当アイドルのビジュアルを何らかの形で用意する方が多いと思います。アイドルのカードの画像とか、MVスクショなど。自力で絵が描ける方は自前で用意する場合もあるし、あるいはゲームに標準でついていることが多い名刺をそのまま流用するパターンも多いかと思います。
デレやミリの場合、過去から積み上げてきた資産があるので、アイドルのカードの画像を使ってデザインすればたいていオリジナリティのある名刺が出来上がります。そうでなくとも、MVのスクショを使うことで、実質的には各々がここだ!と思ったポイントの数だけパターンのある名刺の素材が出来上がることになります。
シャニマスの場合、サービス開始から1年ほどしか経っておらず、まだビジュアルがそこまで多くない上、MVがあるわけでもないので、どうしても素材のパターンが少なくなってしまいます。もちろんそれらをそのまま使用してもいいのですが、強くオリジナリティを出したいと考えるなら、腕に覚えのある人は自力で素材を用意したりデザインするか、そうでなければ何らかの工夫が必要となります。
名刺交換の目的
ところで、なぜアイマス現場では名刺交換をするのでしょうか。皆さん何を目的に、タダではない名刺を何百枚も刷ってくるのでしょうか。諸説あるとは思いますが、大抵は以下に集約できるのではないでしょうか。
- 自分の担当アイドルが誰であるかを知ってもらう
- 自分の担当アイドルそのものについて知ってもらう
- 自分自身について知ってもらう
- 会話のきっかけづくり
- 同僚作り(友達作り)のきっかけづくり
- シンデレラガール総選挙やシアター投票イベントを視野に入れた広報活動
これらの中で、シャニに関して重要であると考えたのは「自分が何者で、自分の担当アイドルが誰か」を知ってもらうことだと考えています。
ということは、名刺を見てもらったときに、ひと目で印象に残るものを作れば良いのです。しかしシャニは素材が少ない。自分で絵を描くのもできない。デザインのセンスもない……さあどうしよう。そこで1つの結論に至りました。それは……。
アイマス要素を入れることにこだわらない
「自分が何者で担当が誰かを知ってもらう」という目的を達成できるならば、アイマス要素を必ずしも入れる必要は無いんじゃないか?という結論に至りました。
自分は灯織担当で、それがひと目でわかるならば別に灯織の画像を使う必要は無い。
文字ではなく、視覚で一瞬でわかるようにすれば、アイマス要素を入れることに囚われる必要はない……これまでと真逆の発想に至りました。
それならばそうだ……どうしよう。そういえば最近餃子のコミュが独り歩きしているな。これを使おう。名刺全面に餃子の画像を入れてしまえばいい。
思いついた翌日、自分は近くの『餃子の王将』で餃子ダブルセットを頼んで、その餃子の写真を撮っていました。美味しかった。
裏面どうする問題
いつもどおり、表面は担当アイドル、QR、名前、URL、ツイッターIDぐらいの情報にとどめて、裏面に情報を集約させることにしました。
趣味、他の担当、他のSNSなど……しかしそれだと面白くない、どうしよう。
そうだ、『餃子の焼き方』を書こう。我ながらこの時どうかしていたと思います。
気がつけば自分は王将で生餃子を買うと貰える「餃子の焼き方」のチラシを見て、それを書き写していました。
しかし、書いてから気がついたが、文章量が多すぎる。これと合わせて他の担当やSNSなどについて書いていたら、裏面が文字で埋まってしまう。
どちらかを削る必要がある。しかしどちらも削りたくない。表面が餃子の画像なのだから、裏面に『餃子の焼き方』を無意味に書きたい……。
……そうだ、いいことを思いついた。
餃子の焼き方と他担当についての情報を統合してしまえばいい。
かくして、餃子の焼き方の工程に『白石紬』『大槻唯』の2名が何故か入ることになりました。
ついでに裏面もなにかインパクト与えたいのでこの間燃やした動画を上げたところものすごいバズってたので、イープラスのペーパクラフトにしました。「あーあの動画の人か」と認識してもらえるように。
↓これ
— 大槻ずんP シャニ1st2日目昼 (@ohtsuki_zunko) 2019年2月2日
SideM4thのCD先行落選の皆様、ご自由にお使いください(音を差し替えた) pic.twitter.com/9r35xH90K6
— 大槻ずんP シャニ1st2日目昼 (@ohtsuki_zunko) 2019年3月2日
これで完成し、マヒトデザインに入稿、届くのを待ちました。そして おととい届いた。
名刺を作った上での反省点
出来上がった名刺を見て、これまで作成したアイマス名刺とだいぶ違う感覚の仕上がりになっており、これはわかんなかったなー気をつけなきゃなーと思ったことがあったので記載します。
アニメの画像と実写画像は写り方が違う
今まで、アイマス名刺はMVから作成していましたが、今回は実写画像でした。
出来上がった名刺を見たところ、「あれ?なんか思ったより暗いな」という印象はありました。
そうです、理由はよくわからないですが、モニタで見る実写の画像と、印刷した実写の画像は、見たときの印象が大幅に違うのです。
画像を明るいものにするか、あるいはもしかしたら写真用の光沢紙とかに印刷すると、だいぶ印象は変わったかもしれません。
文字が溶け込むし小さい
実写で印刷してから初めてわかったのですが、背景に文字が溶け込みます。
実物を見てから気がついたのですが、「餃子、パリッとさせたくて」の部分の視認性が悪い………。これはどうすればいいのやら。
小さいのは単純に大きくすればOK。あとは色を変えるか……。
余談
そうして完成した名刺なのですが、実は「やはりちょっとでもアイマス要素は入れたい…」と考えて、考えた結果少し入れました。
右下のうさぎですね。
これ、実はシャニの4コマです。
そういうわけで、このシャニ名刺は来週土日にシャニ1stで名刺交換に使います。
エンカウントした方々、ぜひお話したいです。よろしくおねがいします。
なおライブは2日目の昼公演に現地参加の予定です。対戦よろしくおねがいします。
シャニ1st成功を願ってコトブキヤに貼ってきました。 pic.twitter.com/3pNs7BBvNe
— 大槻ずんP シャニ1st2日目昼 (@ohtsuki_zunko) 2019年3月2日
餃子だけ目立つ pic.twitter.com/9bGWP9HPQM
— 大槻ずんP シャニ1st2日目昼 (@ohtsuki_zunko) 2019年3月2日
せっかくなので昨日秋葉原のコトブキヤに貼ってきました。これだけ色味がおかしいし餃子屋のレジの名刺ぽい。